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キッチンカーの車検は乗用車と違う?車検時の注意点について

キッチンカーも、普通乗用車と同じく車検を受けなければいけません。
ただし、キッチンカーには種類があり、それぞれに車検の受け方が違います。
また、改造されているため、普通乗用車とは車検方法が違うことがあります。
ここでは、キッチンカーの車検や車検時の注意点について解説していきます。

キッチンカーの車検は乗用車と違う?車検時の注意点について

キッチンカーの種類と車検について

キッチンカーには、1ナンバーもしくは4ナンバーの貨物車と、8ナンバーの加工車があります。
車検は、それぞれの車両構造によって通し方が異なるので、間違えないようにチェックをしておきましょう。

貨物車の車検

貨物車として登録しているキッチンカーは、基本的に出来合いのものを販売する仕様となっていて、キッチン部分で加工作業しないのが一般的です。

貨物車のキッチンカーの場合、荷台に箱(販売スペース)を乗せているという構造になるため、車検を受ける時に箱を下ろさなくてはいけません。
ただし、荷台に固定することができる制限内の高さ(2m)であれば、箱を下ろす必要はありません。
その代わり、荷台の中の機材はすべて下ろす必要があります。

また、1ナンバーの場合は、自動車の登録年数に関わらず車検の有効期間は1年となっています。
そのため、毎年車検を受けなくてはいけないので、これからキッチンカーを取得する方はできるだけ1ナンバーは避けるといいでしょう。

加工車の車検について

加工車は、たとえば「たこ焼き」「たい焼き」のように、キッチン部分で加工作業(調理)を行う車両を指します。

荷台部分には、調理器具などの設備があるので、貨物車のように機材を下ろさなくても、そのまま車検を受けることが可能です。
車検の有効期間は2年となっており、そのままの状態で車検を通せるので、加工車と普通乗用車の車検はほぼ同じと言えるでしょう。

ただし、8ナンバーは勝手に取得できるものではありません。
8ナンバーを登録するには、自動車会社に手続きをしてもらうなど手間とコストがかかります。

キッチンカーの車検を簡単に通すには

貨物車と加工車の車検の通し方をみれば、一目瞭然で加工車の方が簡単に車検を通ることが分かります。
しかし、加工車として登録するには、当然ですが構造要件を満たさなくてはいけません。

では、どのような要件があるのか見てみましょう。

※参考資料:交通省 特殊用途自動車の構造要件

作業設備

作業設備は、加工作業に必要な作業台、流し台(シンク)、調理器具や加工用具を収納する棚を設置しなければいけません。
また、これらの設備は、屋外でも使えることが要件となっています。

電気設備

電気設備は、屋内を照らす照明と換気扇を設置する必要があります。
たとえ、換気扇を使わないメニューを扱うとしても、設置していなければ要件を満たすことはできません。

スペースの確保

作業台とシンク、棚などの作業設備には、それぞれ一辺が30cmの正方形を含む、0.5㎡以上の加工作業用床面積を有している必要があります。
また、床から上方まで1,600mm以上の高さが確保できていることも要件となります。

床面積の半分以上を機材で活用している

床面積の半分以上は、機材で活用することも要件となっています。
カウンターや陳列棚など500kg以上の物品積載設備の割合が多い場合は、加工車として認められないので積載物には注意してください。

ただし、食料品の原料や必要な用具など最大積載量500kg以下の装置であれば、物品積載設備とはみなされません。

キッチンカーとして車検を受ける時の注意点

キッチンカーの車検であっても、大幅に普通乗用車と変わるわけではありません。
しかし、やっておかなくてはいけないことがあるので、注意点を確認しておきましょう。

キッチンカーは構造変更申請が必要

キッチンカーの車検を通すには、構造変更申請が必要になることがあります。
加工設備や電気設備、棚などを取り付ける場合は、初回の車検で登録していた内容と現状が異なるので、構造変更申請をしておかないと車検を通せないので注意しましょう。

また、単に申請をするというだけではなく、キッチンカーとしての基準を満たしていることも重要です。
キッチンカーの基準は保健所が管轄しているので、構造変更をする前に基準を確認しておきましょう。

加工車は軽トラックでも普通車扱いになる

加工車で登録をしておけば、車検のたびに機材をすべて下ろすという面倒な作業をしなくても済むというメリットがあります。
ただし、加工車登録をした場合、たとえ軽トラックであっても普通車として扱われます。
そのため、車検費用は普通車と同じになります。

また、保険料や高速料金、自動車税なども普通車の料金を払うので、経費はすべて普通車で計算するようにしましょう。

キッチンカーの車両構造選びは慎重にしよう

キッチンカーの車検は、車両構造によって手続きの手間が変わります。
しかし、普通乗用車と同じように通せる加工車は、登録が面倒だったり、普通車と同じ料金を払わなくてはいけなかったり、デメリットもあります。
車両構造選びは慎重に行ってください。

特に、自動車の保険料は普通車と軽トラックでは大きな違いがあるので、注意が必要です。
当社では、キッチンカーの加入保険についてもご相談に乗っているので、保険の悩みがございましたら、気軽にご利用ください。

キッチンカー向け保険についてはこちら

コラム監修者 プロフィール

コラム監修者 プロフィール 磯崎学(イソザキマナブ)

磯崎学(イソザキマナブ)

中央大学法学部にて政治学科を学ぶ。
大学卒業後、三井海上火災保険会社で保険営業の基礎を学ぶ。
その後、平成10年12月より独立し、現在、自社の代表を務める。

代理店として25年以上の実績があり、企業への保険提案を得意としている。
事故処理の経験も豊富。

■保有資格
損害保険大学課程コンサルティング資格、損害保険募集人一般資格(通称:損保一般)、生命保険専門資格