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ブレーキキャリパーとは?固着すると危険!原因と対策を解説

車の運転中、赤信号やパーキングエリアで駐車する時、必ずブレーキを踏んで停車します。
ブレーキを踏むと必ず車は止まると思っていたのに、ブレーキがまったく効かなかったらどうしますか?
たとえ単独事故でもゾッとするのに、周囲の人を巻き込んでしまったことを考えると、不安と恐怖心で頭の中が真っ白になりますよね。
車のブレーキはいくつかの部品で構成され、ブレーキキャリパーも車を止めるために大切な部分です。
今回は、ブレーキキャリパーとはどんな役割があるのか、固着した場合の危険性や原因などについて紹介します。

ブレーキキャリパーとは?固着すると危険!原因と対策を解説

ブレーキキャリパーとは?

ブレーキキャリパーとは、ディスクブレーキの部品のひとつです。
車輪の回転を止めるために、ブレーキパッドをディスクローターに押し付けることで摩擦が生じ、減速や停止します。
ブレーキキャリパーは、ブレーキローターにブレーキパッドを押し付けるのに必要な部品のため、正常に働かなければ車のスピードを落としたり停止したりできません。
ディスクブレーキの部品としてブレーキキャリパーを使うため、ドラムブレーキを使用する車種は前輪だけというケースもあります。
また、ダンプカーや大型トラックなどは、ブレーキキャリパーを使わない車が多いです。

ブレーキキャリパーの固着は危険?

「車の燃費が急に悪くなった」や「アクセルを踏んでいるのにスピードが出ない」などのトラブルは、ブレーキキャリパーの固着の可能性が高いです。
通常、ブレーキを踏むとマスターシリンダーによって変換した油圧によって、ブレーキキャリパーのピストンが押し出されます。
そして、ブレーキパッドを回転する車輪へディスクローターによって押し付けます。
ブレーキを離すとピストンは元の位置に戻り、ブレーキが効かない状態(車が動く状態)にします。
ところが、ブレーキキャリパーが固着すると、ブレーキが効いたまま走行するため、思わぬ事故や故障を引き起こす可能性があるのです。

ブレーキによる事故は多い!

車の事故といえば、ハンドル操作の誤りやアクセルとブレーキの踏み間違いといったケースが多いのですが、事故原因のひとつに「ブレーキ部品のトラブル」もあります。
ブレーキキャリパーが固着した状態で走行すると、次のような事故が起こります。

・焦げた臭いがして車が発火
・ハンドル操作が上手にできない

ブレーキキャリパーの固着は、車のスピードが出ているほど事故やトラブルを引き起こすので注意が必要です。

ブレーキキャリパーが固着する原因は?

ブレーキキャリパーの固着は、シリンダーやピストン内のサビや汚れが原因です。
ピストンなどに汚れやサビが発生すると、ピストンシールというゴム部分の動作が鈍くなり、正常な位置に戻らなくなります。
固着したまま車を走行すると、ブレーキパッドの消耗も早くなり、ブレーキ周辺全体の修理が必要です。

また、ブレーキキャリパーの固着原因はサビや汚れだけと思われがちですが、スライドピンのゴムブーツが劣化している可能性も高いです。
スライドピンが固着すると、キャリパーピストン側のディスクパッドのみ動くため、すぐ摩擦したり、ゴムブーツが切れた部分から水が入りサビが発生したりします。
そのため、車のあらゆる部分の点検は欠かせません。

ブレーキキャリパーが固着した時の対策方法

ブレーキキャリパーの固着は放置していると危険です。
固着してしまった場合は、オーバーホール(分解整備)しなくてはいけません。
ブレーキキャリパーの固着原因であるサビや汚れを取り除くために、まずはパーツをすべて分解します。
付着した汚れを水洗いや、ゴムシールやリングシールなどを新しいパーツと交換して、サビや外部から水分が侵入しないように防止します。
また、ブレーキキャリパーの固着を放置しておくと、別のブレーキ部分も劣化するのでパッドの交換が必要になる場合もあるでしょう。
修理費用は整備工場によりますが、15,000円以上が平均相場です。

ブレーキキャリパーの固着修理は自分でできる?

車のワイパーを取り替える、タイヤ交換をする程度であれば、自分でもできます。
ですが、ブレーキキャリパーが固着した場合は、知識と技術、特殊工具が必要になるため、自分で整備するのはおすすめできまません。
また、ブレーキ部分は命を守る大切な場所なので、知識を持たない人が整備をすると、ブレーキが効かず、大きな事故を引き起こす可能性もあります。
取り返しのつかない状況になる前に、ブレーキ周辺の異臭や異音を感じた時は、整備工場で点検してもらいましょう。

まとめ|ブレーキキャリパーの固着に気をつけよう

ブレーキキャリパーの固着は大変危険です。
ブレーキが片側だけ効いた状態で走行するため、スピードを出すとハンドルが思うように効かなかったり、ブレーキを踏んでいないのに急に停車したりと、命の危険性もあるでしょう。
車の点検はもちろん、万が一に備えて自動車保険の保証内容も確認しておきましょう。
自動車保険についての悩み事がある場合は、ご相談ください。

コラム監修者 プロフィール

コラム監修者 プロフィール 磯崎学(イソザキマナブ)

磯崎学(イソザキマナブ)

中央大学法学部にて政治学科を学ぶ。
大学卒業後、三井海上火災保険会社で保険営業の基礎を学ぶ。
その後、平成10年12月より独立し、現在、自社の代表を務める。

代理店として25年以上の実績があり、企業への保険提案を得意としている。
事故処理の経験も豊富。

■保有資格
損害保険大学課程コンサルティング資格、損害保険募集人一般資格(通称:損保一般)、生命保険専門資格