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先進医療特約の保険は必要?加入で検討すべきことは?

医療保険にはいろいろな特約がありますが、そのひとつに「先進医療特約」があります。
今回は、先進医療特約とは何かを詳しく説明したうえで、その必要性について解説します。
医療保険の加入をご検討されている方に参考となる内容ですので、ぜひご覧ください。

先進医療特約の保険は必要?加入で検討すべきことは?

先進医療特約とは

先進医療特約は、その名前の通りに「先進医療を受けた際に、その費用を保険で補償する」特約です。
先進医療は比較的新しい医療技術で、厚生労働大臣が定めたものとなります。
特定の大学病院などにより研究・開発され、実施されている高度な医療技術なので、どこの病院でも受けられるわけではありません。
先進医療には「重粒子線治療」「陽子線治療」「MRI撮影及び超音波検査融合画像に基づく前立腺針生検法」など、様々な種類がありますが、受けられる治療は医療機関ごとに異なります。
2021年4月1日時点で、先進医療の対象となっている医療技術は全部で83種類(※)ありますが、たとえ同じ方法で治療を行っている医療機関があったとしても、承認を受けていない場合は先進医療に該当しません。
すなわち、患者自ら希望する先進医療を受けるためには、該当する医療機関に行くことを余儀なくされることもあります。
(※)厚生労働省ホームページ「先進医療の概要について」より

先進医療は公的医療保険制度の対象外

多くの保険会社が先進医療特約を用意している理由は、先進医療を受けた場合にかかる費用が公的医療保険制度の対象にならないからです。
診察料と検査料、投薬料、入院費などは公的医療保険が適用されますが、それ以外の部分はすべて自己負担となります。
「病気の治療に多額の費用がかかった場合は、高額医療費が適用されるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、あくまでも高額医療費は公的医療保険が適用された費用しかカバーしてくれません。

先進医療にかかる費用

全額自己負担しなければいけない気になる先進医療にかかる費用は、治療内容によって異なります。
例えば「多項目迅速ウイルスPCR法によるウイルス感染症の早期診断」であれば5万円程度ですが、「重粒子線治療」は300万円以上かかる場合があります。

先進医療保険の必要性と加入の際の注意点

高額な治療費がかかる可能性があることが、先進医療保険に加入すべきかどうかの最重要ポイントになることは間違いありません。
しかし、その必要性を考えるうえでポイントとなるのは「自分が先進医療を受けることになる可能性がどのくらいあるのか」ということです。
病気になる可能性など誰にも分かりませんが、がんになる人は多く、治療法のひとつである「重粒子線治療」は高額な先進医療です。
また「多項目迅速ウイルスPCR法によるウイルス感染症の早期診断」も、今後受けることがあるかもしれません。
先進医療の内容を把握し、家族・自身の病歴やリスクを考えて加入を検討しましょう。

保障の重複に注意しよう

すでに医療保険に加入していて、先進医療特約を付けるかどうか悩んでいる方は、保障の重複に注意してください。
生命保険にも医療保障が付いているケースが多く、気づかないうちに先進医療特約に加入していたということも珍しくありません。
すでに医療保険に加入していて「そろそろがん保険も…」と考えている方の場合、よく確認してみたら医療保険に先進医療特約が付いていたということもあります。
特に複数の保険に加入している方は、すべての保険の保障内容を再確認されることをおすすめします。

先進医療特約に加入する際のポイント

先進医療を受ける可能性はそれほど高くないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、万一のときには300万円以上の負担を強いられることになる可能性があります。
ここでは、先進医療特約に加入する場合のポイントを紹介します。

先進医療特約の保険料は高額ではない

先進医療特約を付けるかどうか迷っている方の後押しになるのが、保険料は思っているほど高くはないということです。
すでに医療保険に加入している場合でも、数百円程度で付加できるケースがほとんどです。

ひとつの保険会社ではひとつしか加入できない

保障の重複に注意すべきことはすでにお伝えしましたが、先進医療特約はひとつの保険会社で一被保険者に対しひとつしか加入できないことを覚えておきましょう。
先進医療特約に複数加入したい場合は、異なる保険会社の医療保険に加入しましょう。

特定の病院で治療を受けられるか考えよう

首都圏には先進医療を受けられる医療機関が多いですが、地方にお住いの場合は周りに希望の治療を受けられる病院がない可能性が高いです。
もちろん、どのような治療が必要になるかは分からないので、特定の医療機関を調べることは難しいですが、先進医療の対象となっている医療機関を事前に調べて、いざというときに出向くことができるか考えましょう。
厚生労働省のホームページでは、先進医療を実施している医療機関の一覧を紹介しています。

特約の内容をしっかり確認しよう

先進医療特約は、保険会社や商品によって終身型と更新型の2つの種類がありますし、給付金の受け取り方などにも違いがあります。
特約の内容によっては、一時的に自分で治療費を支払わなくてはいけないケースもあります。
補償金を受け取ることができるタイミングや金額も含めて、いろいろな保険を比較してみましょう。
先進医療特約の選び方で迷われる場合は、ぜひご相談ください。

コラム監修者 プロフィール

コラム監修者 プロフィール 磯崎学(イソザキマナブ)

磯崎学(イソザキマナブ)

中央大学法学部にて政治学科を学ぶ。
大学卒業後、三井海上火災保険会社で保険営業の基礎を学ぶ。
その後、平成10年12月より独立し、現在、自社の代表を務める。

代理店として25年以上の実績があり、企業への保険提案を得意としている。
事故処理の経験も豊富。

■保有資格
損害保険大学課程コンサルティング資格、損害保険募集人一般資格(通称:損保一般)、生命保険専門資格