お役立ちコラム COLUMN

有限会社リスクマスターズ > お役立ちコラム > トイレ付き新車キャンピングカーの特徴とは?種類別に詳しく解説!

トイレ付き新車キャンピングカーの特徴とは?種類別に詳しく解説!

新車キャンピングカーの購入を検討する際、悩むポイントの一つが「トイレ付き」にするかどうかではないでしょうか。
そこで今回は、トイレ付き新車キャンピングカーについて、メリットやデメリットなどを詳しく解説します。

トイレの種類も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

トイレ付き新車キャンピングカーの特徴とは?種類別に詳しく解説!

【話題】新車キャンピングカーの気になるトイレ需要

キャンピングカーにトイレを取り付けている方は減少しているのが実情です。
今はコンビニや道の駅、サービスエリアなど、あらゆる施設でトイレを利用できるので車内に設置する必要性が低くなっているといえるでしょう。

また、海外製キャンピングカーと比較すると、日本のキャンピングカーはとてもコンパクトです。
小型化が進んでいるため、トイレを設置するスペース自体が取りにくいのです。

さらにキャンピングカーのトイレは、基本的に汚物処理を自分で行わなければいけません。
そのため、抵抗感を感じる方も少なくないようです。

新車キャンピングカーにトイレは導入する?導入しない?

ここでは、トイレ付き新車キャンピングカーについて次の2つの側面から解説していきます。

● トイレ付き新車キャンピングカーのメリット
● トイレ付き新車キャンピングカーのデメリット

それぞれをよく把握したうえで、キャンピングカーにトイレを設置するかどうか検討するようにしましょう。

【いつでも安心】トイレ付き新車キャンピングカーのメリットは?

キャンピングカーにトイレがあるメリットは、何といってもいつでもトイレに行ける点です。
いくら日本は施設が充実しているといっても、山林地帯であったり、渋滞で車が動けなかったりしたときなどは車の中にトイレがあると心強いでしょう。

キャンプ場など、不特定多数の方が使用する公衆トイレは場合によっては不衛生なため、使用に抵抗を感じる方もいるかもしれません。
また、子どもや高齢者は長時間トイレの我慢ができないため、同乗している場合は車内に備えつけておくと不慮の事態を避けられます。

【後処理・場所・費用】トイレ付き新車キャンピングカーのデメリットは?

キャンピングカーのトイレは汚水の後始末を自分で行わなければいけないため、どうしても手間がかかります。
処理用の薬剤は強い消臭成分が含まれてはいますが、場所は狭いキャンピングカーです。
たとえ臭いがしなかったとしても気になってしまう方もいるでしょう。

また、車内にトイレを付けるとその分場所が取られ、収納などほかの設備を設置するスペースが減ってしまいます。
さらに購入時にオプションでトイレを設置する場合、自ずと費用が高くなります。
特に新車であれば、中古車よりもっと値段が上がってくるでしょう。

【汚水はどう廃棄する?】タイプ別・キャンピングカーのトイレを解説

キャンピングカーのトイレには、大きく分けて次の3つの種類があります。

● ポータブルトイレ
● カセット式トイレ
● マリントイレ

それぞれの汚水処理方法も併せて解説していくので、トイレ設置を検討する際の参考にしてください。

携帯型:「ポータブルトイレ」はあとからでも設置可能!

取り外し可能で携帯できるタイプのトイレです。
値段も安価なため、ほかの2種類よりも導入しやすいのがポイントです。
購入時にオプションで設置してもいいですし、あとからの取り付けでも問題ありません。

ポータブルトイレはキャンピングカーに特化したものではなく、災害時など、そのコンパクトさからマルチに活躍しています。
内部設備としては「汚水タンク」と「洗浄水タンク」が備わっており、あらかじめ汚水タンクに専用の薬剤を入れてから使うようにしましょう。

タンクに溜まった汚水は基本的に持ち帰って自宅で処理します。
もしくは、ダンプステーション(汚水処理施設)があるRVパークなどでの処理も可能です。

常設型:「カセット式トイレ」の使い心地はまるで家のよう!

車内に据え置くタイプの常設型トイレです。
車体が大きめなキャブコン(キャブコンバージョン:トラックをベースとし、荷台部分がキャビンになっているキャンピングカー)などに多く取り付けられていて、家のトイレとほぼ同じ感覚で使えるといってもいいでしょう。

汚水処理方法はポータブルトイレとほぼ同様です。
タンクに溜まった汚水を自宅あるいはダンプステーションなどで廃棄します。
ポータブルトイレもカセット式トイレも、汚水タンクに入れる薬剤には消臭成分や分解作用が含まれているため、臭いの心配はほとんどありません。

常設型:「マリントイレ」は主に輸入車に多い!

カセット式トイレと同じく常設型で、船舶のトイレ仕様と同じであるためマリントイレと名前がつきました。
ほかに「ブラックタンク式トイレ」といった呼び方もあります。
海外製のキャンピングカーに多く見られるタイプで、国内製ではほとんど存在しません。

汚水処理は、ダンプステーションと車体をホースで接続してダイレクトに行います。
汚水を一切見ずに処理できる点が魅力ですが、そもそも日本はダンプステーションがまだ少ないのが現状です。

災害時だけじゃない!簡易トイレはキャンピングカーでも大活躍

主に災害時のために備えておくとよいとされている簡易トイレですが、キャンピングカーでも大いに役立ちます。
前述の3種類のトイレよりも圧倒的に手軽で、通販やホームセンターなどで購入できます。

簡易トイレの種類の一部を次の表にまとめました。

簡易トイレの種類 概要 商品例
携帯タイプ 片手でトイレを持つスタイル 携帯型簡易トイレ 男女兼用(CarAngels)
組み立てタイプ 組み立てて床に置くスタイル 非常用 簡易トイレ 日本製 R-58(サンコー三つ葉)
ポンチョタイプ ポンチョを頭から被って隠すスタイル 簡易トイレ どこでも安心 ポンチョトイレ(石崎資材)

また簡易トイレは凝固剤で汚物を閉じ込め、臭いを防ぎます。
凝固スピード、消臭効果、抗菌効果などに注目して選ぶようにするとよいでしょう。

まとめ

トイレ付きの新車キャンピングカーは、現状だとあまり需要は高くありません。
ですが車内にトイレがあると安心するのは確かです。
メリット・デメリットの双方をよく考えたうえで、トイレを導入するべきか、導入するとしたらどのタイプのトイレにするか、本記事を参考にじっくり検討してください。

キャンピングカー向け自動車保険についてはこちら

コラム監修者 プロフィール

コラム監修者 プロフィール 磯崎学(イソザキマナブ)

磯崎学(イソザキマナブ)

中央大学法学部にて政治学科を学ぶ。
大学卒業後、三井海上火災保険会社で保険営業の基礎を学ぶ。
その後、平成10年12月より独立し、現在、自社の代表を務める。

代理店として25年以上の実績があり、企業への保険提案を得意としている。
事故処理の経験も豊富。

■保有資格
損害保険大学課程コンサルティング資格、損害保険募集人一般資格(通称:損保一般)、生命保険専門資格